冷え性で苦しんでいる女性は少なくないものであるが、男性で
冷え性に苦しめられている人ってあまりいないものである。
冷え性はどうして女性に少なくないのだろうか。
その原因の1つに、女性独自のホルモンの乱れが有る。
冷え性は、自律神経の乱れに大幅に関係している。自律神経は、ストレスという心理的負荷を実感したり、疲労を感じたりしていると乱れやすくなるが、女性ホルモンの乱れとも深く関係しているのである。
夏場の冷房も
冷え性の原因である。
近頃では、会社やデパート等の商業施設は冷暖房がガッツリ完備されているが、冷房が効きすぎているところが少なくないものである。
本来なら、夏は暑くて汗をたくさんかく季節である。であるが冷房が効きすぎている場所ばっかりにいて、夏でも汗をかく機会が多くはない人は少なくないのじゃないだろうか。
汗をかく回数が多くはないと、新陳代謝が低下してゆくのだ。
また、近頃の美白ブームで、太陽の光を浴びない女性も少なくないものである。
太陽の光は浴びすぎる事も良くないのだが、浴びる時間が多くはないと、体の免疫力が低下して、同時に体を温める能力も低下してしまう。
また、冷えた体を温めるのは、筋肉の働きによるものである。
寒いと体がブルブル震える。これは、筋肉が体を温める為に自然に動作しているのである。
全身の筋肉の7割が足の筋肉と云われているが、運動不足で筋肉量が多くはない状態では、いくら厚着をしていても体がなかなかどうして温まらない。
運動して、血液循環を誘い、温まりやすい体を作成する事が、
冷え性改善につながるのである。
女性に独自のものであるが、
冷え性に拠って骨盤の中の血液の循環が悪くなると、子宮や卵巣もただしく機能しなくなる。
子宮や卵巣は、排卵と云う肝心な仕事をする為に血液をおおく必要としている。
であるから、血液の循環が悪くなると、殊更に影響を受けやすいのである。
生理通が酷く(ひどく)なったり、生理不順、子宮筋腫、子宮内膜症、更年期障害や不妊の原因になったりするケースの場合も有る。
女性は殊更に
冷え性による影響を受けやすい体と云う事である。
冷え性自体は病気じゃないのだ。努力次第で
改善する事が出きるのである。
単に
冷え性と放置しておかず、これらの症状がでる前に
冷え性の原因を考慮して、
冷え性改善に努めよう。
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